学童保育 実践力を高める

学童保育 実践力を高める

学童保育 実践力を高める
記録の書き方・生かし方、実践検討会のすすめ方

2009年2月10日初版発行
著者:住野 好久・中山 芳一
編集:学童保育指導員専門性研究会
発行:学童保育指導員専門性研究会
発売:かもがわ出版
価格:1260円(本体1200円+税60円)

〈はじめに〉より抜粋
働く親たちや子どもたちの期待に応えようと、学童保育指導員は、未だに量的にも質的にも不十分な学童保育行政、劣悪な労働条件にもかかわらず、自らの専門性を高める努力を続けてきました。そして、その努力は2000年に結成された「学童保育指導員専門性研究会(以下、専門研)」 によって全国規模で交流され、発展し、より大きな成果を生み出すようになりました。

本書もまた、専門研での研究成果です。専門研では、学童保育指導員の専門性を高めるためには自らの実践を記録し、それを自分自身で振り返りながら実践記録としてまとめてゆくこと、そして、その実践記録を指導員集団で共有し、共同検討することを通して、実践を改善していく方策を明らかにしていくことこそ、指導員の専門性向上の基本的な方法であると考え、「学童保育実践と記録を考える」分科会を設定してきました。本書はこの分科会の研究成果をふまえて企画され、編集されたものです。

〈もくじ〉より抜粋

第1章 実践の記録・分析・考察が指導員の専門性を高める

  1. 学童保育指導員に求められる専門性
  2. 学童保育指導員の専門性向上と実践の記録・分析

第2章 実践記録とは何か

  1. いま、学童保育で行われている記録
  2. 目的に応じた記録の内容と様式
  3. 実践力を高めるための実践記録

第3章 実践記録はどうやって書けばいいのか

  1. 日常的な事実の記録(メモ=覚え書き)の蓄積を
  2. 「切り取った場面の実践記録」を書く
  3. 「継続的な実践記録」を書く

第4章 実践記録をどうやって分析するか

  1. 実践記録分析・考察の目的と内容
  2. 「三分割表」による実践記録の分析
  3. 実践分析から実践の考察へ
  4. 実践の分析・考察から実践の改善と専門性の向上へ

第5章 実践検討会はどうすすめればいいのか

  1. 実践検討会とは?
  2. 実践検討会が充実する最大のポイント
  3. 実践検討会までにやっておくこと〈その1〉テーマ設定
  4. 実践検討会までにやっておくこと〈その2〉進行の柱立て
  5. 実践検討会をすすめるうえで大切なこと〈その1〉それぞれの役割
  6. 実践検討会をすすめるうえで大切なこと〈その2〉進行役の思考・判断
  7. 実際の実践検討会から学んでみよう
  8. 実践検討会成功の秘けつ